高濃度ビタミンC点滴による美容法

シワ治療

高濃度ビタミンC点滴ってなに?
高濃度ビタミンCの点滴を行うことで、肌の弾力を取り戻し
しわを予防・改善できるでしょう。


しわはどれも同じだと考えがちですが、原因によって種類が分けられています。

その中でも、加齢に伴う肌の弾力の低下や、紫外線のダメージが
原因の場合には、高濃度ビタミンC点滴が有効になります

加齢によって肌の弾力が低下する場合、コラーゲンの減少が原因になります。

コラーゲンがなくなると、肌の弾力が無くなっていき、顔に溝ができてしまうのです。
他にも、紫外線のダメージで、真皮にあるコラーゲンが破壊され
肌の弾力が無くなってできるケースがあります。

この紫外線のダメージは、酸化ストレスによるものです。
つまり、肌の弾力を保つには、酸化ストレスやコラーゲンの減少を防ぐ必要があるのです。紫外線

そして、これらを同時に行えるのが高濃度ビタミンCの点滴になります。
ビタミンCは、コラーゲンを合成する「繊維芽細胞」を刺激するため、肌の弾力をアップします。

コラーゲンやヒアルロン酸を生成する!繊維芽細胞の働き

「繊維芽細胞」は、真皮組織の中で肌のハリや弾力の元となる成分を作り出している細胞です。

この細胞には3つの働きがあります。それは
①真皮成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)を生み出す
②細胞分裂して繊維芽細胞を増やす
③コラーゲンを束ねて真皮の構造を作る
というものです。

肌は表面から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層からなっています。
そしてそれぞれ「外的刺激から肌を守る(表皮)」、「弾力性を支える(真皮)」、
「体温を維持する、エネルギーを貯蔵する、外からの衝撃を和らげる(皮下組織)」という働きを持っています。

このうち真皮は肌の弾力の源であり、皮膚の本体ともいえる部分です。
この層は、コラーゲンやエラスチンというタンパク質でできた繊維が、網状の構造を形成しています。

そこに存在するヒアルロン酸などの高分子系保水成分が、水分をたっぷり含んだ
スポンジのような構造で、皮膚の弾力性を支えているのです。

これらの真皮成分を作り出す繊維芽細胞が活発であれば、成分の新陳代謝は
スムーズに行われ、ハリや弾力のある瑞々しい肌を保つことができます。

しかし、老化や紫外線などのダメージによって働きが衰えると、新陳代謝は鈍り
コラーゲンやエラスチンは変性して弾力が失われます。

またヒアルロン酸が失われると、水分が減少して皮膚にしわやたるみが現れます。
若々しい肌の維持には、繊維芽細胞の活発な働きが必要なのです。

高濃度ビタミンC点滴がコラーゲンを守る


コラーゲンは、真皮の70%を占め、肌のハリや弾力を保つために重要な働きをしています。

年齢とともに減っていくので、高濃度ビタミンCを点滴して血中濃度を高く保つと
肌に弾力を与え、しわを改善できるのです。

ダメージまた、酸化ストレスを防ぐ抗酸化作用により紫外線のダメージを軽減します。
そのため、コラーゲンの破壊を防ぐことができるのです。

つまり、弾力を保つコラーゲンの減少を防止できるので、肌を若々しく保てます。
このように肌の弾力を保つコラーゲンを守ったり、増やしたりできるのがビタミンCなのです。

紫外線や肌のハリが気になる方は高濃度ビタミンCの点滴がおすすめです。